【φ125の塊からの削り出し】
写真の左が加工前の材料、右が完成品です。
今回は、φ125の丸材からの削り出し加工を行いました。
まずは旋盤で外径と端面を整え、芯を正確に出した状態で荒加工スタート。
そこからネジ部、貫通穴、側面穴などを工程順に仕上げていきます。
特に今回は削り代が多く、粗取りだけでもなかなかの切粉量でした。
途中でワーク温度の変化による寸法の狂いも出やすいので、
途中測定をこまめに行い、仕上げ時には刃具の摩耗と熱変位を考慮して微調整。
見た目はシンプルな形状ですが、精度を出すには地味に神経を使う加工でした。
そして何より……
削る量が多くてめんどくさ~い仕事でした(笑)。
それでも、仕上がった時の達成感はやっぱり格別。
こういう“削り出しで形にする”仕事こそ、加工屋の腕の見せどころですね。
北岡製作所では、丸物・角物問わず、精密加工から試作・小ロット対応まで一貫対応しています。
「ちょっと難しいかも?」という加工も、ぜひ一度ご相談ください。

















